サムハラ神社

岡山県の北部、津山の市街地から30分ほど車を走らせると、山と森と田畑の深い緑に囲まれたサムハラ神社に辿り着きました。サムハラ神社には三柱の神さまが祀られていて、それぞれを天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)、高皇霊産大神(たかみむすびのおおかみ)、 神皇霊産大神(かみむすびのおおかみ)とおっしゃいます。「サムハラ」は三柱の総称を指すのだそうです。
土地、そして、そこに居られる神さまの許しがない限り、その場所には近づけないとぼくは信じています。例えば、産まれ故郷、住んでいる街、訪れた旅先など、例外無く土地と神さまの許可があってはじめて受け入れられます。逆に、引越しする必要に迫られたり、旅程が白紙に戻ったり、約束の場所に到達できなかったりする場合には、土地と神さまから「いいえ」を提示されていると考えるのが妥当です。
自分のいる場所に存在できること。生きる日々を施されていること。とてつもなく壮大な宇宙の営みに受容されているというその事実は、どれだけすごい奇跡なのでしょう。元宮の前に立ち、この場所へと招いていただいたお礼を伝えながら、改めて、自分に与えられている今への畏怖を感じていました。
